Webサイトを作りたい。
でも、コードを書くところから始めると少し遠く感じる。WordPressを開くと、今度はテーマや設定項目が多い。
そんなとき、Framerは別の入口になります。
画面を見ながら作って、そのまま公開する。
現在のFramerでは、Agentに「こんなページを作りたい」と伝えながら、ページやセクションを作り、あとから会話しながら直していくこともできます。
最初に結論:Framerは「作りながら見た目を決めたい人」と相性がいい
- LPを作りたい
- ポートフォリオを作りたい
- デザインを見ながら調整したい
- コードをゼロから書きたくない
- AIを使って初期案を早く作りたい
- 公開までをひとつのツールで進めたい
一方で、大量の記事を長期間運用するメディアや、WordPress特有のプラグインを使いたい場合は、WordPressの方が扱いやすいこともあります。
WordPressとFramerの違いはこちらで詳しく比較しています。
見た瞬間に分かる、Framer制作の流れ
1. 決める
誰に何を伝えるかを1文にする
2. 作る
Agentで1セクションずつ生成する
3. 直す
文章・余白・スマホ表示を人が判断する
4. 公開
SEOを確認してPublishする
AIで一発完成を狙うより、「生成 → 確認 → 修正 → 公開」を短く回す方がFramerの使い方として自然です。
Framerとは
Framerは、Webページをビジュアルに編集しながら制作・公開できるWeb制作ツールです。
レイアウト、文字、画像、コンポーネント、アニメーションなどをキャンバス上で調整し、そのままWebサイトとして公開できます。
Framer Agentでは、プロンプトからページやセクションを作り、生成後も同じキャンバス上で編集できます。公式ガイドでも、ページ全体を一気に作るより、1セクションずつ生成して調整する方法が案内されています。
STEP 1:最初に「何を作るか」を1文で決める
Framerを開く前に、サイトの目的を1文にします。
例:
「個人でWeb制作をしている人のポートフォリオサイトを作る」
ここが曖昧だと、AIに頼んでもページが広がりすぎます。
- 誰向けか
- 何を伝えるか
- 最後に何をしてほしいか
この3つだけ決めれば、最初の制作には十分です。
STEP 2:Framer Agentで最初のセクションを作る
Framer Agentでは、作りたい内容をプロンプトで伝えて、ページやセクションを生成できます。
最初からサイト全部を一度に作らせるより、1セクションずつ作る方が調整しやすくなります。
プロンプト例
Web制作のポートフォリオサイトのファーストビューを作ってください。
白背景、余白を広く、タイポグラフィを大きく。
見出しは短く、CTAは「制作実績を見る」。
生成されたら、そのセクションを選択し、「見出しを短く」「余白を広く」「CTAを強く」のように続けて修正します。
白いキャンバスに、最初の見出しが置かれる。
まだ完成ではない。でも、ゼロから線を引く必要はなくなった。
ここからは「作る」より「選ぶ」「直す」に時間を使えます。
STEP 3:ページを5つのセクションに分ける
初心者なら、最初の1ページは次の5つで十分です。
- ファーストビュー
- サービス・特徴
- 制作実績
- プロフィール・信頼情報
- 問い合わせCTA
Framer Agentを使う場合も、一気に全部生成するのではなく、この単位で作っていきます。
STEP 4:文字・余白・幅を自分で調整する
AIが作ったものをそのまま公開すると、文章が長すぎたり、要素が多すぎたりすることがあります。
ここからは人が判断します。
- 見出しを短くする
- 説明を削る
- 同じ役割のボタンを減らす
- セクション間の余白を調整する
- スマホで文字が大きすぎないか確認する
AIは最初の案を速く出してくれますが、「何を残すか」を決めるのは制作側です。
STEP 5:スマホ表示を確認する
PCで整ったら、必ずスマホ幅を確認します。
- 見出しが改行しすぎていないか
- ボタンが押しやすいか
- 画像が小さすぎないか
- 横スクロールが出ていないか
- 余白が広すぎないか
PCの完成をそのまま縮小するのではなく、スマホでは情報量や余白も含めて調整します。
STEP 6:SEOの基本設定をする
Framerには、公開前に設定できるSEO機能があります。
- ページタイトル
- メタディスクリプション
- URL
- 検索エンジンへのインデックス設定
- 見出しなどのセマンティック設定
- 画像のalt
- リダイレクト
公開サイトでは sitemap.xml と robots.txt も自動生成されます。CMSページにも個別のメタ情報を設定できます。
STEP 7:Publishを押して公開する
ページができたら、右上のPublishから公開します。
公開するとFramerの framer.app ドメインが発行されます。独自ドメインを持っている場合は、サイト設定から接続できます。
最初はFramerのURLで確認し、問題がなければ独自ドメインへつなぐ流れでも構いません。
Framer+AIで大事なのは「一発生成」ではない
AIサイト制作というと、1回プロンプトを入れたら完成するイメージがあります。
実際には、最初の生成より、その後の修正の方が重要です。
- 生成する
- 削る
- 並べ替える
- 文字を直す
- スマホを調整する
- 公開する
Framer公式も、選択したセクションへ追加のプロンプトを送り、範囲を限定しながら改善する方法を案内しています。
CodexとFramerは競合ではなく、組み合わせることもできる
FramerではCustom Codeを使って、分析タグ、カスタムCSSやJavaScript、JSON-LDなどを追加できます。
さらにFramerは、Codex in ChatGPTを含む外部AIエージェントとプロジェクトを連携する方法も公式に案内しています。
つまり、Framerで画面を作り、必要になった構造化データやCMS更新、リダイレクトなどを外部エージェントで補う、という使い方もできます。
Codexを中心にWebサイトを作る方法はこちらで解説しています。
Framerが向いていないケース
- WordPress専用プラグインを使いたい
- WordPress案件の運用経験を積みたい
- サーバーやPHPまで自分で管理したい
- 既存のWordPressサイトをそのまま拡張したい
この場合はWordPressを選んだ方が、目的に直接つながります。
まとめ
FramerでWebサイトを作る流れはシンプルです。
- サイトの目的を決める
- Agentで最初のセクションを作る
- ページ構成を増やす
- 自分で文章・余白を調整する
- スマホを確認する
- SEO設定をする
- Publishで公開する
AIによって「最初の白紙」はかなり小さくなりました。
それでも最後に必要なのは、何を伝えるか、何を削るか、どこまで整えれば公開できるかを判断することです。
まずは1ページ。AIに全部任せるのではなく、一緒に作って公開するところまで進めてみてください。
